大芝高原味工房でポッポを捕まえた

南箕輪村

まるいほうです。

秋に大芝高原の味工房でポッポが売られていました。(購入しました)

それがこちらの写真。

正真正銘ポッポです。

この果物はポポーと呼ばれることが多い果物ですが、wikiによるとポーポーやポポなどとも呼ばれているようです。アケビガキと呼ばれることもあるとのことで、確かに外側の見た目はアケビの色違いに見えなくもないです。

「ポポ」がなまって「ポッポ」になったのでしょうか。響きが可愛い名前の果物です。

商品棚の横にはポポーの説明ポスターが貼ってありました。手書きは味があっていいですね。

ポポーは温帯地域に生育する植物ですが、寒さにとても強い植物だそうです。さらには無農薬で栽培も可能で、非常に栽培しやすい果実のようです。

ただしこの植物、春には肉が腐ったような香りを放つ花を咲かせるらしく、栽培時にはこの香りに耐えられるかどうかが重要になりそう。さらに、果実も熟れると非常に強い甘ったるい香りをガンガン出します。

聞くところによると、ながい方の実家ではこのポポーの木が生えていた時期があるらしいのですが、臭いに耐えかねたお父さんが木を切り倒したという過去があるとのこと。どんなに強い香りだったのか、気にはなるけど嗅いでみたくはありません。お父さんありがとう。

ポポーの実の香りは非常に強く、私はあまり長くは嗅いでいられない香りだと感じます。買ったあと車で運ぶと車の中がポポーでいっぱいになりますし、冷蔵庫で保存している時は冷蔵庫の中に香りが充満します。主張が激しい果物です。

味はねっとりとした濃厚な食感に甘みがどんっと来て、とにかくポポーの香りが合わさった感じです。中には焦げ茶色の大きめの種が整列しています。ポポーは食感と香りのクセが強いので、好き嫌いの好みが分かれやすいと思います。

冷蔵庫で冷やしたあと半分に切ってスプーンですくって食べるのもいいですが、冷凍して食べると濃厚なアイスのようになって美味しいそうです。

普通のスーパーで売っているのを見かけたことはありませんが、道の駅などで時々売られています。

収穫期は生育場所にもよりますが9月中旬~10月上旬頃とみんなの趣味園芸には紹介されていますが、私がこのポポーを買ったのは10月末なので地域や気候によって収穫時期に違いがありそうです。秋ごろの観光シーズンに道の駅に行けば出会えるかもしれません。

森のバターや森のカスタードクリームとも呼ばれるほど濃厚な果実をぜひ一度味わってみてください。お口に合うことを祈っています。

ちなみに私は、苦手です!

まるいほうでした。

Report : まるい
Photo : まるいんとながいんと

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