昨年の2018年が第1回だった第2回鳥獣対策・ジビエ利活用展に行ってきました。11月20日〜22日まで開催されています。
この展示会は情報交流と商談の機会が目的です。このために内部の写真撮影は禁止となっています。
鳥獣対策・ジビエ利活用展とは
野生鳥獣による農作物被害額は近年200億円前後で推移しており、被害による営農意欲の減退や耕作放棄、車両との衝突事故、希少植物の食害など生活環境のみならず生態系への影響も発生しています。
第2回鳥獣対策・ジビエ利活用展
一方、鳥獣捕獲の担い手数の減少や高齢化も深刻化しており農山漁村地域の衰退を招く大きな問題となっています。ICTやドローンを活用した捕獲技術、侵入防止柵やカメラなどによる更なる捕獲技術の進展が求められているとともに、捕獲した鳥獣を地域資源として様々な分野で活用し地域振興に役立てる取り組みが各地で始まっています。
本展では農作物の野生鳥獣被害対策、捕獲技術、捕獲後のジビエ利活用に関わる情報を一堂に集め、情報交流・商談の機会を創出します。
この展示会は、入場無料で事前登録や招待状があるとスムーズに入れます。
内部では撮影禁止ですが、ブースを回るとジビエの試食やブースごとに資料を受け取ることができます。
試食の他にも「罠の正しい設置の仕方と安全な止め刺しを学ぼう!」といった展示や「ジビエ料理のライブステージ」がありました。
ジビエ料理のライブステージは全国ジビエフェアの宣伝も兼ねているようでした。
私はジビエの語感が苦手です。濁点がしっくりきません。ジビエって表すよりも鹿肉や猪肉とか、狩猟肉そのままでもいいかなと思います。
狩猟よりも狩猟肉を使った料理の展示が多かった印象です。動物に配慮した狩猟で肉も有効活用できるようになるといいですね。
Report : ながい
Photo : まるいんとながいんと